自己破産のメリットは、すべての借金がゼロになるということです。自己破産をしたことは、まわりの人や会社に知られることなく、日常生活で制限を受けることもほとんどありません。
弁護士に債務整理を依頼した時点で、貸金業者への返済や取り立てがストップするので、督促の負担から解放されます。
デメリットは、住宅や高額な車、家財道具などは手放さなくてはならないことです。また一定期間、保険外交員、警備員、宅地建物取引主任者などの職業に就けなくなります。
金融機関のブラックリストに載るので、数年間は新たな借金やクレジットカードを作ることはできません。
任意整理のメリットは、裁判所の手続きを通さないため、公的な記録を残さずに借金が減額できることです。家族や会社にも知られずに、借金を整理することができます。
弁護士が代理人として債権者と交渉をして、返済条件を変更することで、経過利息をカットしたり、毎月の返済額を引き下げることができます。
デメリットは、自己破産と違い、借金がゼロになるわけではないので、減額された借金の返済が不可能な場合は、任意整理は利用できないことです。
また、金融機関のブラックリストに載るので、数年間は新たに借金をしたり、クレジットカードを作ることはできません。
個人再生のメリットは、住宅を手放さずに借金を整理することができることです。
借金を5分の1程度に大幅に減額することができ、3年~5年以内にすべて返せば、完済となる可能性があります。
個人再生においては、ギャンブルなど借金の理由を問われることはありません。
デメリットとしては、継続的な収入があり、住宅ローンを除いた無担保債務が5,000万円以下であるという条件をクリアできないと、手続きを行えないことです。
また、裁判所を介するため、手続きが複雑で、費用も期間もかかります。
金融機関のブラックリストに載るので、数年間は新たに借金をしたり、クレジットカードを作ることはできません。
過払金とは、貸金業者に支払い過ぎていた利息のことです。貸金業法が改正される前は、貸金業者は「グレーゾーン金利」を利用して、利息制限法の上限を超えた高い利息を違法に取ってきました。
過払金が発生している可能性が高いのは、2007年以前から借入れを開始した場合です。借金を完済していなくても、過払金が発生している可能性があります。
過払金請求には時効があり、最後に取引をした日から10年を超えると、過払金を取り戻す権利は消滅してしまいます。
過払金を請求するために、できるだけ早く弁護士にご依頼ください。債権者と交渉をして、交渉が成立した場合は、過払金が返還されます。
借金問題は家族や友人にも相談することができず、おひとりで悩まれている方が多いと思います。
当事務所では、債務整理に豊富な実績があり、個人、法人ともに対応が可能です。
ご相談者様に適切な債務整理の手段を提案し、借金問題を解決して、新たな一歩を踏み出せるよう、お手伝いをいたします。
亀岡市は弁護士が少ない地域です。亀岡の皆様に気軽に法的な問題を相談していただける、地域密着の法律事務所を目指しています。
ご相談者様のお話しをじっくりお聞きして、わかりやすくご説明し、親切・丁寧な対応を心がけております。